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項目コード 2861 統一コード 3B080
項目名 ALPアイソザイム 別名
検査案内 6ページ 
検体必要量 血清0.3mL
保存条件 冷蔵(2~8℃)
備考:
検査方法 アガロース電気泳動法
所要日数 2~5日
基準値(男) ALP1:0.0~5.3
ALP2:36.6~69.2
ALP3:25.2~54.2
ALP4:0.0
ALP5:0.0~18.1
ALP6:0.0
基準値(女) ALP1:0.0~5.3
ALP2:36.6~69.2
ALP3:25.2~54.2
ALP4:0.0
ALP5:0.0~18.1
ALP6:0.0
臨床的意義
アルカリフォスファターゼ(alkaline phosphatase;ALP;EC 3.1.3.1)は、アルカリ性領域でリン酸エステルを加水分解する酵素です。生体内では腎臓、肝臓、骨、小腸、胎盤などの組織でALP活性が高いことが知られており、これらの組織の生成亢進や肝胆道系の排出障害などにより、血清中のALP活性は上昇します。血清中のALPは電気泳動法により、肝由来、骨由来、胎盤由来、小腸由来、高分子ALP(分子量300000以上)に分離することができます。また、胎盤性ALPと類似した性質を示す腫瘍産生ALPの存在も明らかにされており、Regan、Nagaoアイソザイムが報告されています。その他のALPアイソザイムでは、免疫グロブリン又は脂質との結合例、原発性肝癌に見られるKasaharaアイソザイムなどが報告されています。
主な疾患 B型肝炎C型肝炎くる病バセドウ病肝硬変骨転移糖尿病肺癌閉塞性黄疸慢性肝炎
関連項目 AST(GOT)ALT(GPT)γ-グルタミルトランスフェラーゼ(γ-GT, γ-GTP)コリンエステラーゼ(CHE)
容器
 [01] 分離剤入り容器
添加剤 分離剤入り真空採血管
保存方法 室温で1年間
採取量 採血量8.5ml
主な検査項目 生化学検査・免疫血清検査・内分泌検査・腫瘍マーカー・その他

実施料 48 判断料区分 生化学的検査(I)