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項目コード 4814 統一コード 5A100
項目名 Aspf1 別名 M-219
検査案内 71ページ 
検体必要量 血清0.3mL
保存条件 冷蔵
備考:
吸入性 真菌/細菌
過去のお知らせは以下参照。
新規受託開始(2021年10月18日(土)受付分より) ____【SMSNo.2021-25】     
検査方法 FEIA法
所要日数 2~3日
基準値(男) クラス:0(ー) UA/mL:0.35未満
基準値(女) クラス:0(ー) UA/mL:0.35未満
臨床的意義
アレルギー症状は、アレルゲンとアレルゲン特異IgE抗体との反応により組織の肥満細胞から放出される化学伝達物質によって惹起されるため、原因アレルゲンの同定は気管支喘息、アレルギー性鼻炎、アトピー性皮膚炎、アレルギー性結膜炎などのアレルギー性疾患の診断及び治療において重要である。 これらのアレルギー疾患の診断は、問診、皮膚反応または血中特異IgE測定などによる特異IgE抗体の証明、アレルゲン負荷試験などによる原因Asp f 1は、アスペルギルスのアレルゲンコンポーネントの1つであり、アレルギー性気管 支肺アスペルギルス症(ABPA)の発症原因真菌であるAspergillus fumigatus (アスペルギルス・フミガーツス)の主要アレルゲンです。 ABPAは成人喘息患者あるいは嚢胞性線維症患者の気道に発芽・腐生したアスペルギルスが気道内でアレルギー反応を誘発して発症する慢性気道疾患です。 その診断は、注意深い経過観察に従って取得した複数所見の診断基準への適合をもとに進められるため容易でなく、数年以上かかることもあると言われています。 Asp f 1は、ABPAの診断補助において、現行のアスペルギルス粗抽出抗原を用いた特異的IgE測定に比べ臨床的特異度に優れるため、アスペルギルスに感作された喘息の中のABPA の鑑別に有用であると考えられます。
主な疾患 アレルギー性気管支肺アスペルギルス症
関連項目 アスペルギルス(M-3)IgE(非特異的IgE,IgE-RIST,免疫グロブリン-E)ヒスタミン
容器
 [01] 分離剤入り容器
添加剤 分離剤入り真空採血管
保存方法 室温で1年間
採取量 採血量8.5ml
主な検査項目 生化学検査・免疫血清検査・内分泌検査・腫瘍マーカー・その他

実施料 110 判断料区分 免疫学的検査