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項目コード 4039 統一コード 3G040
項目名 ビタミンB12 別名
検査案内 14ページ 
検体必要量 血清0.5mL
保存条件 凍結
備考:
検査方法 CLIA法
所要日数 2~4日
基準値(男) 233~914  [pg/mL]
基準値(女) 233~914  [pg/mL]
臨床的意義
ビタミンB12(シアノコバラミン)と葉酸は正常なDNA合成に不可欠であり、赤血球の成熟にも関与。また、ビタミンB12はミエリン鞘の形成と維持にも必要である。回腸から再吸収され腸肝循環を繰り返すため排出量は少ない。ビタミンB12欠乏症では神経系の異常、血清ビタミンB12値の低下、メチルマロン酸の排泄の増加がみられる。ビタミンB12の欠乏によるDNA合成阻害は、大球性貧血(悪性貧血)を起こす。これらの貧血は、骨髄において赤血球前駆細胞の成熟の異常が現れ、結果として巨赤芽球が出現し、正常な赤血球が低下する。またビタミンB12低摂取、胃切除、小腸の疾患、吸収不良及びトランスコバラミンの欠乏などがビタミンB12欠乏症を招く。
主な疾患 MDS巨赤芽球性貧血(悪性貧血)真性多血症多血症大球性貧血(悪性貧血)慢性骨髄性白血病
関連項目 葉酸(FoLA法te)抗内因子抗体抗胃壁細胞抗体血液像赤血球数(RBC,ローテ)
容器
 [01] 分離剤入り容器
添加剤 分離剤入り真空採血管
保存方法 室温で1年間
採取量 採血量8.5ml
主な検査項目 生化学検査・免疫血清検査・内分泌検査・腫瘍マーカー・その他

実施料 136 判断料区分 生化学的検査(I)