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項目コード
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統一コード
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5F204 |
項目名
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EBウイルス抗EBNA-IFA |
別名
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検査案内
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55ページ
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検体必要量
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保存条件
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凍結 |
備考:急性期(発病2~7日)の結果と回復期(2~3週後)の結果を比較し、回復期の抗体価が急性期の結果の4倍以上に上昇した場合、血清学的に有意とみなします。血清は急性期の検体と回復期の検体の両方を1組にしてご依頼いただくことをお勧め致します。 |
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検査方法
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IFA法 |
所要日数
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3~5日 |
基準値(男)
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10倍未満  << 別記 >> |
基準値(女)
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10倍未満  << 別記 >> |
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臨床的意義
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ペプシノゲンとヘリコバクター・ピロリ抗体の血中濃度を同時に測定することで、萎縮性胃炎と胃癌のリスクを調べる検査である。
ヘリコバクター・ピロリ(H. pylori、ピロリ菌とも呼ばれる)は、体長約2.5~4μmの、らせん形をしたグラム陰性桿菌である。
ヒトの胃内に生息し、毒素を産生することで胃十二指腸潰瘍や胃癌の発症に関わっている。
H. pyloriによる感染が年余にわたり持続すると、やがて慢性胃炎から萎縮性胃炎、腸上皮化生を経て胃癌発生に至る過程が推定されている。
ペプシンは、タンパク質消化に与る消化管の酵素である。
その前駆体ペプシノゲン(PG)の動態は、胃液の分泌状態を反映するため、胃粘膜の老化や萎縮性胃炎の診断に応用されている。
ABC分類は、採血によりA,B,C,Dの4段階でリスク評価する検査手法である。
胃癌の一因と目されるH. pyloriに対するIgGの抗体価と、ペプシノゲンの2項目が測定される。
いわば胃粘膜の萎縮度を血液で評価し、胃癌のリスクを推定する検査と捉えることができる。 |
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容器
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[01] 分離剤入り容器
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添加剤
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分離剤入り真空採血管
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保存方法
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室温で1年間
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採取量
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採血量8.5ml
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主な検査項目
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生化学検査・免疫血清検査・内分泌検査・腫瘍マーカー・その他
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