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項目コード 8202 統一コード
項目名 嫌気性培養 別名
検査案内 81ページ 
検体必要量 膿、分泌物、血液、穿刺液、胆汁/その他
保存条件 冷蔵(凍結不可)
備考:嫌気ポーター等専用輸送培地をご利用下さい。
検査方法 Manual of Clinical Microbiologyに準拠
所要日数 3~7日
基準値(男)
基準値(女)
臨床的意義
人の皮膚・口腔や上気道・咽頭部・下部消化管等粘膜上に常在細菌叢として偏性嫌気性菌群が生息しています。ほとんどの嫌気性菌は正常な粘膜から組織内に侵入・定着・増殖することはなく平素は無害ですが、物理化学的障壁の破綻等により組織内部に送り込まれた場合、化膿性病変や膿瘍形成と深く関連するものがあります。嫌気性菌に起因する脳腫瘍、嚥下性肺炎、肺膿瘍、、腹膜炎、消化管の手術あるいは外傷に引き続いて起こる感染、子宮内膜炎、肛門周囲膿瘍等化膿性感染症、軟部組織あるいは筋肉のガス産生性及び壊死性の感染症等があります。分離菌の同定には、菌の形態及び生化学的性状に基ずいて行われます。
主な疾患 嫌気性菌感染症
関連項目 塗抹鏡検(細菌顕微鏡検査)感受性検査(3菌種)
容器
 [66] 嫌気ポーター
添加剤 保存培地CO2入り容器
保存方法 冷蔵で2年間
採取量 採取量適量
主な検査項目 嫌気性菌培養同定

 [21] シードスワブγ1号
添加剤 キャリブレア培地
保存方法 室温・有効期限表示
採取量 採取量適量
主な検査項目 一般細菌検査・咽頭粘液・気道分泌物・泌尿 生殖器分泌物・膿・褥創・眼脂・その他

 [22] シードスワブγ2号
添加剤 アミーズ培地(チャコール入り)
保存方法 室温・有効期限表示
採取量 採取量適量
主な検査項目 一般細菌検査・咽頭粘液・気道分泌物・泌尿 生殖器分泌物・耳漏・その他

 [23] カルチャースワブプラスチャコールシングル
添加剤 改良型アミーズ培地(チャコール入り)
保存方法 室温有効期限表示
採取量 採取量適量
主な検査項目 一般細菌検査・咽頭粘液・気道分泌物・泌尿 生殖器分泌物・膿・褥創・眼脂・嫌気性菌・その他

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実施料 122 判断料区分 微生物学的検査