トップページ
<< 検査項目詳細 >>
項目コード 8236 統一コード
項目名 MRSA 別名 メチシリン耐性黄色ブドウ球菌
検査案内 82ページ 
検体必要量 各臨床材料
保存条件 冷蔵(凍結不可)
備考:職員検診の場合、鼻前庭又は咽頭拭い液でご提出下さい。
検査方法 培養・同定
所要日数 3~7日
基準値(男)
基準値(女)
臨床的意義
黄色ブドウ球菌は広く自然界に存在し、人では出産後数日の内に皮膚、毛嚢や鼻腔等の上気道に定着し常在するようになります。創傷、熱傷等で皮膚・粘膜の感染防御の障壁が破壊されると、体内に侵入し化膿症を起こします。ブドウ球菌は多くの菌体外酵素及び毒素を産生し、これらが複雑に絡み合って病原性因子として作用しています。1980年代になり、s-ラクタム系薬剤のみならず多剤耐性のメチシリン耐性ブドウ球菌(MRSA)が出現し、院内感染菌として医療現場で大問題になっています。MRSAは医療従事者の手指、上気道に付着したり、排泄物、感染膿汁、医療器具あるいは空調システムを通して院内にMRSAの汚染が広がります。
主な疾患 MRSA感染症
関連項目 塗抹鏡検(細菌顕微鏡検査)培養同定(口腔・気道・呼吸器)培養同定(泌尿器・生殖器)培養同定(消化器)培養同定(血液・穿刺液)培養同定(その他の部位)感受性検査(3菌種)
容器
 [17] 滅菌容器
添加剤 滅菌プラスチック容器
保存方法 室温で3年間
採取量 採取量10.0ml
主な検査項目 髄液一般検査・一般細菌検査

 [21] シードスワブγ1号
添加剤 キャリブレア培地
保存方法 室温・有効期限表示
採取量 採取量適量
主な検査項目 一般細菌検査・咽頭粘液・気道分泌物・泌尿 生殖器分泌物・膿・褥創・眼脂・その他

 [22] シードスワブγ2号
添加剤 アミーズ培地(チャコール入り)
保存方法 室温・有効期限表示
採取量 採取量適量
主な検査項目 一般細菌検査・咽頭粘液・気道分泌物・泌尿 生殖器分泌物・耳漏・その他

 [26] 便細菌容器
添加剤 キャリブレア入り糞便容器
保存方法 冷暗所で1年間
採取量 採便量1.0g
主な検査項目 細菌培養検査

 [28] 喀痰容器
添加剤 滅菌ポリ容器
保存方法 室温
採取量 採取量適量
主な検査項目 結石分析・新型コロナウイルスRNA(SARS-Cov-2核酸検出)・虫体鑑別・抗酸菌検査・一般細菌・結核菌群核酸検出(PCR)・MAC核酸検出(PCR)・精液一般検査・細胞診一般

<< 別記 >>
実施料 0 判断料区分 微生物学的検査