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項目コード 8804 統一コード
項目名 抗酸菌培養(小川培地) 別名
検査案内 86ページ 
検体必要量 喀痰/その他
保存条件 冷蔵(凍結不可)
備考:4週で中間報告、8週で最終報告致します。経時的に観察を行い、陽性が確認された時点でご報告致します。
検査方法 2%小川培地使用
所要日数 ~8W日
基準値(男) (ー)
基準値(女) (ー)
臨床的意義
抗酸菌感染症は抗酸菌属の感染によって起こり、慢性疾患の中で最も代表的なものは結核Mycobacterium tuberculosisとハンセン病(らい菌M.leprae)です。但しらい菌は人工培地で発育することは出来ません。非結核性抗酸菌は、結核菌以外の培養可能な抗酸菌の総称で、それによる感染症を非結核性抗酸菌症と言います。従来、非定型抗酸菌症と呼ばれてきました。これらの中でM.aviumM.intracellulare,M.kansasiiによるものが大半を占め、これらの菌は塵埃、土壌、水等自然界に元々分布していると考えられています。人から人への感染は無視し得ると考えられております。非結核性抗酸菌症のほとんどは肺疾患です。一般に結核菌と比べると毒力が弱く、日和見感染症的性質が強いとされます。
主な疾患 結核症抗酸菌群感染肺結核非結核性抗酸菌症
関連項目 抗酸菌塗抹鏡検(チール・ネルゼン法)抗酸菌培養(酸素感受性液体培養)抗酸菌培養(酸素感受性液体培養)ナイアシンテスト結核菌群核酸検出DNAMAC核酸検出DNA結核菌群核酸検出(結核菌群PCR)結核菌群核酸検出(結核菌群PCR)MAC核酸検出(PCR)(MAC核酸同定PCR,MAC-PCR)MAC核酸検出(PCR)(MAC核酸同定PCR,MAC-PCR)抗酸菌核酸同定DNA(抗酸菌種同定18菌種)抗抗酸菌抗体(マイコドット)
容器
 [17] 滅菌容器
添加剤 滅菌プラスチック容器
保存方法 室温で3年間
採取量 採取量10.0ml
主な検査項目 髄液一般検査・一般細菌検査

 [21] シードスワブγ1号
添加剤 キャリブレア培地
保存方法 室温・有効期限表示
採取量 採取量適量
主な検査項目 一般細菌検査・咽頭粘液・気道分泌物・泌尿 生殖器分泌物・膿・褥創・眼脂・その他

 [22] シードスワブγ2号
添加剤 アミーズ培地(チャコール入り)
保存方法 室温・有効期限表示
採取量 採取量適量
主な検査項目 一般細菌検査・咽頭粘液・気道分泌物・泌尿 生殖器分泌物・耳漏・その他

 [26] 便細菌容器
添加剤 キャリブレア入り糞便容器
保存方法 冷暗所で1年間
採取量 採便量1.0g
主な検査項目 細菌培養検査

 [28] 喀痰容器
添加剤 滅菌ポリ容器
保存方法 室温
採取量 採取量適量
主な検査項目 結石分析・新型コロナウイルスRNA(SARS-Cov-2核酸検出)・虫体鑑別・抗酸菌検査・一般細菌・結核菌群核酸検出(PCR)・MAC核酸検出(PCR)・精液一般検査・細胞診一般

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実施料 209 判断料区分 微生物学的検査