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項目コード
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5884 |
統一コード
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5F101 |
項目名
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HPV-DNAジェノタイプ |
別名
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ヒトパピローマウイルスDNAジェノタイプ |
検査案内
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59ページ
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検体必要量
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子宮頸部ぬぐい液 |
保存条件
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必ず冷蔵 |
備考:専用容器を使用し、必ず単独検体で採取当日中にご提出ください。  << 別記 >> |
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検査方法
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電流検出型DNAチップ法 |
所要日数
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7~9日 |
基準値(男)
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陰性 |
基準値(女)
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陰性 |
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臨床的意義
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HPVは子宮頸部浸潤癌の99%以上から検出され、13種類のHPV(16.18.31.33.35.39.45.51.52.56.58.59.68)が子宮頸癌の高リスク群として分類されており、これら高リスク(HPVの持続感染が子宮癌の危険因子で有る事が報告されています。また本邦の研究では高リスクHPVの中でもHPV16.18.31.33.35.52.58型の感染が子宮頸癌の前駆病変であるCINの進展に有意なリスクで有る事が報告されており、HPVをタイプ別に測定し個別のフォローアップを行うことが効果的であるとの報告もなされています。また、本邦では感染例の報告が少ない45型も前記と同様です。子宮頸癌検査の感度の観点からは、細胞診に加えHPV-DNAテストを実施する事により感度が向上し、長期的には医療費の軽減につながると考えられています。本品は、子宮頸部細胞診においてBethesda systemのASC-US以上(日母分類のClassIIIa以上に相当)の所見が認められる患者等のHPVタイピング検査に有用と考えられます。臨床性能試験では、子宮頸部細胞224例を用いてPCR-ダイレクトシークエンス法を対照法としてHPVタイピング性能を性能比較しました。13種類のHPVタイプ別の一致率は97%~100%と良好でした。本キットは簡便・迅速・高感度にHPVタイピングが可能であり、熟練した技術と長時間を要するPCR-ダイレクトシークエンス法のHPV検査における課題を解決する事が出来ることから、子宮頸癌の診断治療に貢献できるものと考えられます。 |
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容器
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[155] HPVジェノタイプ容器
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添加剤
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LBC法保存液入り
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保存方法
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室温、有効期限表示
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採取量
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採取量適量
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主な検査項目
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HPV-DNAジェノタイプ、HPV簡易ジェノタイプ・婦人科LBC
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