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項目コード 5655 統一コード 5F037
項目名 HBVプレコア,コアプロモーター変異解析(定量) 別名
検査案内 50ページ 
検体必要量 血清0.5mL
保存条件 必ず凍結
備考:専用容器使用。単独検体でご提出下さい。  << 別記 >>
検査方法 プレコア:PCR-ELMA、コアプロモーター:PCR-SPA
所要日数 5~11日
基準値(男)   << 別記 >>
基準値(女)   << 別記 >>
臨床的意義
B型肝炎ウイルス(HBV)はDNAウイルスでありながら、増殖時にRNAからDNAへの逆転写の過程を介するためプレコア領域、コアプロモーター領域、S領域、P領域、X領域等様々な領域での変異が認められます。その領域のなかの1つであるプレコア領域では83番目の塩基(nt1896)におけるGからAへの点変異が多く報告されています。この点変異を生じることによってHbe抗原前駆体たんぱく質の翻訳が途中で停止し、e抗原の分泌ができなくなることが知られています(翻訳レベルの障害)。また、コアプロモ-タ-領域はプレコア領域の上流に位置し、e抗原たんぱく質の発現に転写レベルで作用すると考えられています。このコアプロモ-タ-領域の変異では転写因子の結合部位に当たるnt1762番目の塩基がAからT、nt1764番目の塩基がGからAに変わる変異が、この領域のなかでも多く報告されています。このコアプロモ-タ-変異により転写因子の結合が阻害され、プロモ-タ-活性に影響を与えると考えられています(転写レベルの障害)。
主な疾患 B型肝炎
関連項目 HBs抗原定性HBs抗体半定量HBe抗原HBe抗体IgM-HBc抗体HBc抗体 精密HBc抗体-PHAHBV-DNA定量PCR
容器
 [52] HCV-RNA容器
添加剤 凝固促進剤+血清分離剤入り真空管採血管
保存方法 室温
有効期限表示
採取量 採血量5.0ml
主な検査項目 HCV-RNA定量・HCV-RNAタイピング(HCVサブタイプ解析)・HBV遺伝子型/PCR-Invader・HBV-DNA定量・HBVプレコア.コアプロモーター変異解析定量

実施料 450 判断料区分 微生物学的検査