トップページ
<< 検査項目詳細 >>
項目コード 3171 統一コード 5E074
項目名 梅毒脂質抗原使用検査:RPR法定量 別名
検査案内 53ページ 
検体必要量 血清0.2mL
保存条件 凍結
備考:  << 別記 >>
検査方法 LA法及びRPRカード法
所要日数 1~2日
基準値(男) 陰性(1倍未満)
基準値(女) 陰性(1倍未満)
臨床的意義
梅毒血清反応には、リン脂質(カルジオリピン-レシチン)を抗原として用いる反応と梅毒病原体(Treponema pallidum;TP)を抗原として用いるTP法がある。リン脂質を用いる反応はSTS法(serologic test for syphilis)と呼ばれガラス板法・凝集法・RPR法等があり、鋭敏で抗体価は臨床症状とよく一致するがBFP(生物学的偽陽性)を生じることがある。TP法にはTPHA法・TPPA法・FTA-ABS法があり、特異性は高いが早期診断には適しておらず、しかも一度陽性となると治療と経過にかかわらず陽性が持続するため治療効果や治癒の判定には使用できない。このため、一般的にはSTS法とTP法とを組み合わせて実施する。※BFPを起こす疾患:水痘、種痘疹、SLE、ハンセン病、ウイルス肝炎、伝染性単核球症など。  RPR法は、カルジオリピン-レシチン抗原を炭素粒子に吸着させて抗原粒子とし、これと患者血清を反応させて、炭素粒子の凝集塊の有無により判定する。
主な疾患 性行為感染症先天性梅毒梅毒
関連項目 梅毒脂質抗原 使用検査:ガラス板法定性梅毒脂質抗原 使用検査:ガラス板法定量梅毒脂質抗原 使用検査:凝集法定性梅毒脂質抗原 使用検査:凝集法定量TPHA法(定性)TPHA法(定量)FTA-ABS法(定性)FTA-ABS法(定量)梅毒脂質抗原使用検査:RPR法定性
容器
 [01] 分離剤入り容器
添加剤 分離剤入り真空採血管
保存方法 室温で1年間
採取量 採血量8.5ml
主な検査項目 生化学検査・免疫血清検査・内分泌検査・腫瘍マーカー・その他

実施料 34 判断料区分 免疫学的検査