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項目コード
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3062 |
統一コード
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5E075 |
項目名
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TPHA法(定量) |
別名
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検査案内
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53ページ
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検体必要量
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血清1.0mL |
保存条件
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凍結 |
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検査方法
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LA法及びPA |
所要日数
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1~2日 |
基準値(男)
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血清:陰性(80倍未満) |
基準値(女)
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血清:陰性(80倍未満) |
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臨床的意義
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梅毒血清反応には、カルジオリピン・レシチンのリン脂質を抗原とする脂質抗原試験(STS)と、TP菌体また菌体成分を抗原とするtreponema pallidum(TP)抗原試験とがあります。TPHA法は梅毒病原体であるTPに対する抗体をみる検査法です。TP抗原反応は梅毒に対する特異性が極めて高いので、梅毒の診断には有用です。しかし、治療の適応あるいは治療効果の判定などには不適当です。抗体価が一度上昇してしまうと、治療をしても容易に抗体価の低下がみられず、また半永久的に陽性を持続するためです。多くの検査室では、STSとTPHAを同時に実施しています。初感染の証明はTPに感染後約1週間くらいでTPに対するIgM抗体が産生され、続いてSTSに対するIgM抗体、IgG抗体、最後にTPに対するIgG抗体が産生されます。各検査法で見ていくと、まずFTA-ABS IgM抗体が陽転し、次にFTA-ABSとSTSがほぼ同時に陽転し、TPHAが最も遅く陽転する傾向がみられます。また、STS陽性でTPHA陰性の場合は、感染初期のことがあり、感染の疑いが強い症例には3~4週間後に再度検査を行い、感染初期の梅毒か生物学的偽陽性かの判定をする必要があります。 |
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容器
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[01] 分離剤入り容器
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添加剤
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分離剤入り真空採血管
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保存方法
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室温で1年間
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採取量
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採血量8.5ml
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主な検査項目
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生化学検査・免疫血清検査・内分泌検査・腫瘍マーカー・その他
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