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項目コード 4702 統一コード 5E080
項目名 IgM-FTA-ABS法(定性) 別名
検査案内 53ページ 
検体必要量 血清0.3mL
保存条件 冷蔵
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検査方法 FA
所要日数 4~5日
基準値(男) 陰性
基準値(女) 陰性
臨床的意義
梅毒血清反応の検査に抗カルジオリピンーレシチン(脂質抗原)を用いた、緒方法、ガラス板法、凝集法、RPRなどのSTS法と、TP(Treponema pallidum)抗原を用いたTPHA法やFTA-ABS法があります。一般に、脂質抗原を用いた検査法では、生物学的偽陽性(BFP)の出現が避けられず、その出現頻度は陽性の10~20%といわれています。このBFPを除外するため、TPを抗原としたTPHA法やFTA-ABS法が開発され広く用いられています。TPHA法は操作が簡便で、多数検体のスクリーニングに関しては有用ですが、初期梅毒で陽性率が低いという欠点があります。FTA-ABS法は患者血清を非病原性トレポネーマの培養過熱上清(吸収液)で吸収することにより特異性を高めた方法で、梅毒の各期で鋭敏度、特異性ともに優れた検査法として認められています。
主な疾患 性行為感染症先天性梅毒梅毒
関連項目 梅毒脂質抗原 使用検査:ガラス板法定性梅毒脂質抗原 使用検査:ガラス板法定量梅毒脂質抗原 使用検査:凝集法定性梅毒脂質抗原 使用検査:凝集法定量梅毒脂質抗原使用検査:RPR法定性梅毒脂質抗原使用検査:RPR法定量TPHA法(定性)TPHA法(定量)FTA-ABS法(定量)FTA-ABS法(定性)
容器
 [01] 分離剤入り容器
添加剤 分離剤入り真空採血管
保存方法 室温で1年間
採取量 採血量8.5ml
主な検査項目 生化学検査・免疫血清検査・内分泌検査・腫瘍マーカー・その他

実施料 0 判断料区分 免疫学的検査